【シェリル・レイジアス最高ゴニエ議長解任】

【シェリル・レイジアス最高ゴニエ議長解任】

連邦意志決定の最高機関の長でありルヴィエ体制の象徴とも言うべきシェリル・レイジアス最高ゴニエ議長が連邦会議において解任を求められその場で拘束されるという緊急事態が発生した。
一時、クーデターか一部過激派系による反革命行為かと騒然となり議会は騒然となったがルヴィエ共産党の新党首となって間もないヴィシャフ・ロトーツィン第一書記より同議会にて本行動に伴う正式な発表がなされた。
その理由はシェリル・レイジアス議長こそが反動的でありもはや連邦におけるネガティブな象徴になるのは時間の問題。よってこの場・この時に歯止めを効かせ連邦の運営を既定路線にのせ健全な国家の姿を取り戻すために必要不可欠な処置であるとしている。
そもそもの発端は数日前、対外方針会議においてシェリル議長が発言した内容による。
それはファーレラント圏で浮上しているリトラセーニャ=モンターナ、リルバーン帝国が絡む問題。
この問題においてファーレラント帝国がリトラのシンドレッテ家から爵位を剥奪することを決定したことに対してシェリル議長は、
「大変遺憾。爵位剥奪によって地位を奪われリトラ自身辱められている」と発しそれが周りの幹部には元皇族的発言に映ったとされている。

ロトーツィン第一書記はこれに対しそもそも根本にある、元皇族の人間が連邦のトップに在ることは非常識であり歪んでいる。連邦の歴史が汚点から始まっていることこそが遺憾とし、
今回のシェリル議長解任・拘束に至った。
「リトラ、リルバーンで起こった問題に関しては当事者間で解決すればいい。我々は元皇族の物腰の柔らかい上品な姿勢には飽き飽きしている。
まあもっとも犯罪集団の腐敗した山の頂きに立つような下品な元皇帝のような者もいるが。
とにかくそのような弱腰であるから経済成長は鈍化し人民もまた怠惰になり鉱山の停止による国内資源の枯渇などを招いた。働かないニート風情は即座に停止している鉱山に送り込めばいい。
甘い顔をしても国家の前進には悪影響しか生まない。その悪影響の根源がシェリル議長でありこれを最高ゴニエ議長の任から解放しその身柄を拘束することによってヤードルヴィエ連邦は真のスタートを切る」

またロトーツィン第一書記は国内経済の活性化を推進するため大幅な商業施設の廃止や都市部の再編を行ってきた。
それに反発する党幹部もいるが経済成長度合いが上向きに転化してきており少なくとも結果が伴っていることから反対意見が大きくなることはない。
その勢いは留まらず次期最高ゴニエ議長というポストに就くことも公式に宣言している。
それを後押しする形をとっているのが軍事武力委員会オイサァ・ノイ・バラウェル委員長。
ロトーツィン第一書記が都市部の再編化を行う際、空軍基地建設と空軍機の配備を約束しその約束を果たしたことが要因だ。
なんとか軍備を強化したいバラウェル氏と方向性が一致した。
そのことによりバラウェル氏と人民委員会フィルス・バルコヴィッチ委員長の対立は決定的となっており最高ゴニエ内は揺れている。
しかし軍部とルヴィエ共産党の大部分を抑えているロトーツィン、バラウェル側は圧倒的に優勢でありバルコヴィッチ氏の進退すら問われかねない。

拘束されたシェリル議長はヤードグラード第一級拘束施設・通称『ダムド』に連行された。
今後どういった処置がとられるのかはまだ未定であるがその動向によっては親シェリル層の行動に発展する可能性もある。

これを受け、アーネスリヴァーダのシーナス・レイジアス元皇帝はコメントを出していない。
コメントも出せない程ドラッグにやられているのではないか、とする最高ゴニエ側の声もあるがシェリル議長はシーナス元皇帝の実妹でもあることから何らかの動きはあるだろうと警戒を強めている。

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